Works

Index / 03

Soil

全国の食の産地で、その土地の暮らしと文化を育ててきた「土壌」を掘り起こすところから、プロジェクトを始めています。

  1. 1北海道ラーメン北海道家系の確立
  2. 2北海道鶏卵布:昆布を混ぜた餌で鶏を育てる、地域に開いた養鶏場(広尾町)
  3. 3福井サーモン淡水養殖サーモンを2ヶ月熟成した生ハム
  4. 4関東醸造醤油や味醂などの醸造文化を活かした返礼品開発
  5. 5和歌山味噌味噌伝来の地で、焼肉屋のリブランディングと味噌だれのブランド開発
  6. 6徳島さつまいも北米に向けた鳴門金時の輸出ブランディング
  7. 7高知生姜生姜を貯蔵穴で熟成させたジンジャーエールブランド
  8. 8山口R&D「風土と感性」プロジェクト
  9. 9北海道昆布卵布:浜に残る昆布を、おすそわけの文化で生かす仕組み(広尾町)
  10. 10香川カフェバーYUKURU:表現に触れられるギャラリー・シーシャカフェの空間設計(三豊市仁尾町)
  11. 11北海道どぶろくどぶろくブランド「the block」の立ち上げ

※ 位置はおおよそです。

130°E135°E140°E145°E32°N36°N40°N44°N 1293456781011

Other projects

  • Brand Development梅酒ブランドの立ち上げ
  • Space Design梅酒ブランドの店舗設計
  • Brand Developmentカスカラ(コーヒーチェリーの果皮)のブランドの立ち上げ
  • Photography大手飲料メーカーのキャリア採用の撮影
北海道広尾町の交流拠点「卵布(ランプ)」。昆布小屋を改修し、鶏小屋を増築した 小屋の窓から鶏が見える。会話が生まれるように設計した 昆布を混ぜた餌で育てた鶏の卵

Good Design New Hope Awardグッドデザイン・ニューホープ賞 優秀賞

W08Creative Direction / Space Design / Branding / Hiroo, Hokkaido

卵布(ランプ)
卵どうぞ、昆布どうも

株式会社e-Combu

北海道広尾町の浜には、品質基準に満たない昆布が打ち上げられたまま残っています。けれど昆布には漁業権が及び、組合を通さない取引は難しい。そこで、漁村に根付く「おすそわけ」の文化に着目しました。昆布を混ぜた餌で育てた鶏の卵を漁師さんにおすそわけすると、後日、生かせそうな昆布が持ち込まれる。制度を変えるのではなく、文化を手がかりに、人と資源の関係性を編み直す仕組みです。

使われなくなった昆布小屋を改修して鶏小屋を増築し、交流拠点「卵布(ランプ)」をつくりました。開始1か月で20人の漁師さんと交換が生まれ、15kg以上の昆布が集まっています。

shikiは、全体のクリエイティブディレクションと空間設計、ロゴやパッケージのデザインを含むブランディングを担いました。この取り組み「卵コミュニケーション」は、2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞「仕組みのデザイン」部門で優秀賞を受賞しています。

グッドデザイン・ニューホープ賞の受賞ページを見る

Process0→1 Creation / Design

  1. Dig掘る

    • 浜に残る規格外の昆布
    • 漁業権という制度の壁
    • 漁村に根付くおすそわけの文化
  2. Translate訳す

    • 卵コミュニケーション(卵どうぞ、昆布どうも)
    • 昆布カード(昔の採取鑑札がモチーフ)
  3. Weave織る

    • 交流拠点「卵布(ランプ)」
    • 放牧地と鶏が見える窓
    • 昆布ポスト・昆布BOX
    • ロゴ・パッケージ

Credit

Client
株式会社e-Combu
Creative direction / Branding
shiki Inc.
Logo design / Package design
shiki Inc.
Space design
Fuki Watanabe / Masato Goda (shiki Inc.)
Place
北海道広尾郡広尾町
Award
2026年度 グッドデザイン・ニューホープ賞 優秀賞(仕組みのデザイン)
RAMEN ICHI 設計を担当した店舗の外装 設計を担当した新店舗のサイン デザインした店舗のメニュー表

W01Brand Partner / Sapporo

ラーメンブランド「ICHI」の
ブランド統括パートナー

株式会社ICHI

札幌・すすきのを拠点に、3年で6店舗へ成長したラーメンブランドに、ブランド統括パートナーとして参画。制作物単位ではなく、ブランド戦略・店舗の内外装・SNSを含むコミュニケーションを横断して監修しています。ラーメンを、空間やコミュニケーションを含めた「一つの文化体験」へ。

担当している全店舗とクリエイティブを見る

Process1→∞ Brand Management

  1. Dig掘る

    • 札幌での現場視察
    • 店舗運営への理解
  2. Translate訳す

    • ブランド戦略
    • ブランドガイドライン
  3. Weave織る

    • 店舗内装・外装設計
    • SNSコミュニケーション
    • 写真・映像ディレクション
    • POPUP企画
    • 新店舗展開の統括

Credit

Client
株式会社ICHI
Brand Director
Masato Goda (shiki Inc.)
Creative Director
Masato Goda (shiki Inc.)
Period
2026年1月〜
Sa-mo ブランドビジュアル Sa-mo ロゴ Sa-mo VI展開 Sa-mo 撮影

W02Branding / Fukui

淡水養殖サーモンの
ブランド開発

Sa-mo Inc.

福井県で取り組まれている淡水養殖サーモンの新ブランド開発に、クリエイティブパートナーとして伴走。水質や飼料にこだわった養殖手法を背景に、地域資源と食文化の可能性を伝えるブランドを構築しました。ロゴやVIの開発に加え、撮影やブランドストーリーの設計までを一貫して手がけています。

Process0→1 Creation / Design

  1. Dig掘る

    • 養殖手法(水質・飼料)
    • 福井の地域資源
  2. Translate訳す

    • ブランドストーリー
    • ロゴ・VI
  3. Weave織る

    • スチール撮影
    • Webサイト

Credit

Client
Sa-mo Inc.
Direction
Masato Goda (shiki Inc.)
Photography
Masato Goda (shiki Inc.)
Logo / VI Design
Yuto Hamano (shiki Inc.)
MAAHA 店舗 MAAHA 什器 MAAHA サイン

W03Space Design / Shop

チョコレートブランドの
初の実店舗

MAAHA Inc.

ECで人気を集めてきたチョコレートブランドの、初となる実店舗の立ち上げを担当。内装設計から什器のデザイン・施工までを手がけ、ブランドの思想や世界観を空間に落とし込みました。オンラインで培った認知をリアルな場に拡張する拠点として、素材や導線計画にもこだわっています。

Process1→∞ Brand Management

  1. Dig掘る

    • ECで培われたブランドの思想
    • 世界観
  2. Translate訳す

    • 内装設計
    • 素材と導線の計画
  3. Weave織る

    • 什器デザイン・施工
    • サイン計画

Credit

Client
MAAHA Inc.
Direction / Design
Masato Goda (shiki Inc.)
Table in Farm

W04Event / Wakayama

Table in Farm 2023春
五感で繋がり、和歌山を囲む旅

株式会社善兵衛農園

和歌山県の柑橘農園にある耕作放棄地を舞台に、一日限りの屋外レストランを企画・開催。仮設建築と食体験を組み合わせ、土地の風景と旬の食材を活かした空間を設計しました。地域の農家やシェフと協働し、その土地でしか味わえない食と景観の交差点をつくる試みです。

Process0→1 Creation / Design

  1. Dig掘る

    • 作り手の高齢化・耕作放棄地
    • 農地利用の限界
  2. Translate訳す

    • 農地での食体験という企画
    • 一次産業の価値の最大化
  3. Weave織る

    • 畑の資材でつくる仮設空間
    • 旬の食材のフルコース
    • 当日の運営

Credit

Client
株式会社善兵衛農園
Producer
Shintaro Inoue
Project leader
Kanae Mori
Creative decoration & drink
Masato Goda (shiki Inc.)
Coffee
Kanna Yamanaka
Chef
Eiji Kuni
Chef support
Takuya Yamaguchi
Photographer
Takashi Iwakura
Date / Place
2023年3月12日 和歌山県有田郡湯浅町
IDENCE オフィス IDENCE ワークスペース

W05Space Design / Office

映像制作会社の
オフィス設計

IDENCE Inc.

映像制作会社のオフィスの内装設計を担当。クリエイティブワークに適した機能性と、チームが集まる拠点としての居心地の両立を目指し、空間構成から素材選定までをディレクションしました。

IDENCEチームによる記事を読む

ProcessSpace Design

  1. Dig掘る

    • 働く人の動線
    • チームが集まる拠点としての役割
  2. Translate訳す

    • 空間構成
    • 素材選定
  3. Weave織る

    • 内装ディレクション

Credit

Client
IDENCE Inc.
Direction / Design
Masato Goda (shiki Inc.)
高知県四万十町の生姜穴

W06Field Research / Kochi

シン・ショウガアナ
消えつつあるフードスケープを掘削する

高知県四万十町の民家跡地に残る人工洞窟「生姜穴」に着目したリサーチプロジェクト。生姜を保存するため、民家の裏山に2〜3年かけて手掘りされた20mを超える横穴は、電気予冷庫の普及で役目を終え、記録されないまま消えようとしていました。その歴史を記録し、これからの活用の可能性を考えています。

ProcessResearch & Development

  1. Dig掘る

    • 1970年代に彫られた生姜穴の聞き取り
    • 生姜農家の現状
  2. Translate訳す

    • 冊子・メディアでの記録と発信
  3. Weave織る

    • 飲食店用ジンジャーエールシロップ(soyogi)
    • 屋外の食イベント

Credit

Research / Direction
shiki Inc.
Program
一般社団法人ASIBA「ASIBA Creative Incubation Program」3期
Place
高知県四万十町
Published
2025年7月
「風土と感性」キービジュアル 山口でのフィールドワーク

W07Design Research / Yamaguchi

風土と感性
山口大学 産学官連携リサーチプロジェクト

山口ミライ共創ラボ(山口市・山口大学・森ビル都市企画)

和辻哲郎の「風土」を手がかりに、人と自然、つくられたもの、文化の関係を、感性的な経験から読み解くデザインリサーチ。山口大学とKDDI維新ホールが2024年に始めたプロジェクトに、2026年度からshikiがパートナーとして参画しています。

山口の風土に根ざした8つの特産品・伝統工芸を、単なる産品ではなく「自然と人の営みの関係から生まれた文化」として調査。つくり手の身体の使い方や道具、人と人との関係に目を向け、その関係を図に描き起こして、物語とビジュアルへ翻訳しています。2026年12月からは山口大学の講義「山口と世界」で、学生とともに土地の質感を作品として表現し、展示へとつなげます。

プレスリリースを読む

ProcessResearch & Development

  1. Dig掘る

    • 感性が動いた対象を見つける
    • 現地で、五感を通して経験する
    • 8つの特産品・伝統工芸の成り立ちを調べる
  2. Translate訳す

    • 自然・人・道具・仕組みの関係を可視化
    • 物語とビジュアルへの翻訳
    • キービジュアル
  3. Weave織る

    • 講義・学生とのフィールドワーク
    • 合同展示(2027年3月予定)

Credit

Organizer
山口ミライ共創ラボ(山口市産業交流拠点施設 KDDI維新ホール)
Partners
山口大学/山口市/森ビル都市企画株式会社
Supervision
山口大学 国際総合科学部 坂口和敏 准教授
Design research / Creative direction
shiki Inc.
Period
2026年4月〜
夜の仁尾町に灯るYUKURU。かつての森建材店の建物 店の中心に置いたカウンター ソファでシーシャとドリンクを楽しむ様子 森建材店の看板を残した外観

W09Space Design / Mitoyo, Kagawa

YUKURU
表現に触れられるギャラリー・シーシャカフェ

YUKURU(香川県三豊市仁尾町)

香川県三豊市仁尾町に2026年6月1日にオープンした、カフェバー「YUKURU」の空間設計を担当しました。かつての「森建材店」の建物と看板をそのまま生かし、コーヒーとスイーツ、シーシャ、そしてアートギャラリーが同居する、自分らしく過ごせる時間と空間をかたちにしています。

開業にあたってはクラウドファンディングで165人から351万円を超える支援が集まりました。

YUKURUのInstagramを見る

ProcessSpace Design

  1. Dig掘る

    • 仁尾町に残る「森建材店」の建物と看板
    • 表現に触れられる場をつくりたいという想い
  2. Translate訳す

    • カフェ・シーシャ・ギャラリーが同居するゾーニング
    • 家具と什器の選定
  3. Weave織る

    • 人が集まるカウンター
    • 街に開いたガラス面と窓まわり
    • くつろげるソファ席

Credit

Client
YUKURU
Space Design
Masato Goda (shiki Inc.)
Place
香川県三豊市仁尾町
Open
2026年6月1日
Tug-B すすきの店のポスター2種。飛べない鳥と、三人の開拓者 刷新した Tug-B Susukino のロゴ

W10Rebranding / Space Design / Sapporo, Hokkaido

Tug-B
小樽から始まったバーブランドの、すすきのへの航路

Bar Tug-B Susukino(北海道札幌市)

「関わる人と街を、カクテルとバーを通して、面白い方へちょっぴり引っ張る」。大きな船を引っ張る小さな船「タグボート」から名づけられたバーブランドTug-B。2022年に小樽で始まったバー&ホステルが、2026年7月に札幌・すすきのへ2店舗目を出すにあたり、リブランディングと店舗設計を担いました。

手がかりにしたのは、明治の小樽港の歴史です。開拓の玄関口となった港、石造りの倉庫、札幌から運ばれた軟石。その風景の中に「飛べない海鳥が、ついに旅の方法を見つける」という架空の物語を描き、ロゴ、ポスター、そして店舗の世界観へとつなげています。小樽を「上陸の地」、すすきのを「はじめての中継地」と見立て、店を重ねるほど航路が伸びていくブランドです。新しいロゴには、タグボートが引くロープと、横顔のペンギンを描きました。空は飛べなくても、群れで一番はじめに海へ飛び込む「ファーストペンギン」です。すすきの店は、そのペンギンの巣穴のような、秘密基地のような空間に仕立てました。

Bar Tug-B SusukinoのInstagramを見る

ProcessRebranding & Space Design

  1. Dig掘る

    • 明治の小樽港と開拓の歴史
    • 石造倉庫・札幌軟石
    • 「タグボート」という名前の由来
  2. Translate訳す

    • 飛べない海鳥の物語とキャラクター
    • ロゴの刷新
    • B2ポスター
  3. Weave織る

    • すすきの店の店舗設計
    • 店ごとに航路がつながる世界観

Credit

Client
Tug-B
Creative direction / Space design
shiki Inc.
Logo design
Masato Goda (shiki Inc.)
Illustration
Yuya Kanehira
Place
北海道札幌市中央区すすきの
Open
2026年7月17日
カウンターで包丁を入れる手元と、器に料理を盛りつける手元。料理人 Akihiro Sato さん 灯りの下で手元を見つめる Akihiro Sato さん 厨房で盛りつけに向かう Akihiro Sato さん

W11Brand Development / Logo Design / Booklet / London, UK

Fudo Works
日本の「風土」の考え方を、ロンドンの食卓へ

Fudo Works(Chef Akihiro Sato/イギリス・ロンドン)

NARISAWAと「山崎」で修業した料理人、Akihiro Satoさんがロンドンで準備しているプロジェクト「Fudo Works」。その立ち上げに伴走し、ブランドの骨格づくりとロゴデザイン、そしてブランドを伝える冊子の制作を担いました。

「風土」は、shikiが仕事の根っこに置いてきた言葉でもあります。土地の気候や土、そこで暮らす人の営みが、食の味をつくる。その考え方を海の向こうで料理にしようとするSatoさんの姿勢を、ロゴと冊子の佇まいに落とし込みました。

ProcessBrand Development

  1. Dig掘る

    • Satoさんの修業の道のりと料理観
    • 「風土」という考え方
  2. Translate訳す

    • ブランドの立ち上げ
    • ロゴデザイン
  3. Weave織る

    • ブランドを伝える冊子

Credit

Client
Fudo Works(Akihiro Sato)
Brand development / Logo design / Booklet
shiki Inc.
Place
London, UK
Year
2026

このほかの事例は、ポートフォリオ資料でご紹介しています。