About

Index / 01

その土地で耕されてきた文化(土壌)と、
丁寧に向き合う。

株式会社shiki(shiki Inc.)は、「後世に残る生活文化を織りなす」という信念のもと、食にまつわるあらゆるプロジェクトを手がけるデザイン・ファームです。2023年8月の創業以来、リサーチからプロダクト・サービスの開発、ブランディング、コミュニケーションデザインまで、クリエイター・企業・地域の人々と共創してきました。

私たちのアプローチは、土地の風土や人々の営みを、「テリトーリオ」という考え方のもと、食と暮らしを育ててきた土壌として捉えることから始まります。山や川、畑、港町に培われた知恵や文化をすくい取り、現代の暮らしに翻訳する。その結果として生まれた風景や物語が、文化へと育っていくことを願っています。

Mission

ブランディング・デザインを通じて、
都市と農村/地方の新しい結びつきと循環を生み、
社会システム〈テリトーリオ〉を構築する。

多品種少量生産型を実現し、100年後に残る新しい生活文化を構築する。

Message

高度経済成長期以降の大量生産・大量消費は、暮らしを豊かにする一方で、地域の小規模な生産者に負荷をかけ、固有の食文化や風景を失わせてきました。私たちはこの課題を、デザインを介して問い直し、新しい選択肢を探りたいと考えています。

「風土」は、気候や地形だけを指す言葉ではないと考えています。その土地で人が自然に働きかけ、互いに支え合いながら積み重ねてきた暮らしの知恵まで含めて、風土です。だから私たちは、まず現地に身を置き、自分の感性が動いたところから掘りはじめます。言葉になっていない手の感覚や、当たり前すぎて誰も説明しない習わし。それを関係ごと読み解き、ほかの誰かにも手渡せる物語やかたちへ翻訳することが、shikiのデザインです。

ブランディング、空間設計、プロダクト開発、イベント企画を横断しながら、生活の場面を具体的に描き、ブランドや地域に伴走していく。土地や食の固有性に関心を持つ方々とご一緒できることを、心から楽しみにしています。

後田将人

代表取締役 CEO

後田 将人Masato Goda

1999年生まれ。関西学院大学で建築を学び、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科へ。観光では出会わない地域の食と風景を訪ね歩き、高知県四万十町では手掘りの貯蔵庫『生姜穴』を実測と聞き取りで記録してきた。そこで紐解いた文脈をもとに、穴で眠った生姜も使うジンジャーエール〈soyogi〉を手がける。〈株式会社shiki〉としても各地の食のブランド立ち上げやクリエイティブディレクションを担い、これまでにGOOD DESIGN NEW HOPE AWARD 優秀賞を受賞。